眠れない夜は永い

もうこれで最後だと思った瞬間を綴っていきます

躁鬱

双極性感情障害の疑いがあると言われた。

約2ヶ月前のことである。

自分を長年苦しめ続けていた得体の知れない抽象物に名前がついて安心した。

しかし、名前がついたからといって周囲の理解が得られると思えば大間違いだった。

躁鬱患者以外に躁鬱のことは絶対に分かり得ない。

この鬱の時に死ぬんじゃないかっていう感覚。

それならいっそ死んだ方が楽なんじゃないかっていうあの感覚。

沼にずるずる引き摺り込まれていくこの生き苦しさ。

他人の発言や行動がとても軽率浅はかに映る。

イラつく。

目に見えないからこそ優先すべきものが優先されない。

この病気と付き合っていくのが本当に辛い。

同じように辛い人がいるよ、もっと辛い人がいるよって言われるのが耳障り。

「辛い」を相対化するな。

おおごとに捉えろ。

そしたら自殺者は減るだろう。

それが無理なのであれば、国を挙げて安楽死を認めろ。