看取りは間に合わなかった。 死を前にして人は無力だ。 また行き場のない感情とともに生が続く。 本当に大切な人を失う明日を思うと眩暈がする。 順番がひとつ、またひとつ。 明日が来るのが怖い。 目が覚めるのが怖い。 この世に救いはないのだと、そういえ…
家族は悲劇な始まりにしか思えない。 綺麗なものばかり想像してないと生きていけない。 寂しさを感じないと死んでしまう。 そんな人間の醜さを認めることを愛と呼ぶのであれば、私にはそれがわからない。 約束をすることはいずれ傷つけ合うことだ。 傷つけら…
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