2022-08-27 耳をすませば 思春期の感情が至る所でぶつかりあっていて とてもよかった。 摩耗して輝くものもあれば、そうでないものもある。 原石はその輝きを内包しているからこそ、 無条件に美しい。 「私も試してみる」 「私だって役に立ちたい」 「聖司」って呼び捨てにする雫は、 自分自身をあてもなく擦り続け、 痛くてとても美しかった。