昨日、高校時代に好きだった人が夢に出てきた。
どこが好きだったのか、そういう感覚はすっかり忘れてしまっているのに、夢に出てきたときは、「あ、好きだった人だ」とすぐにわかった。
片思いの良いところは、
好きな気持ちを好きなまま大事にしまっておけることだ。
そういう道を、
私は意図的に選んで、
今を生きている。
少し疲れている。
「大好き」と言われることは、
「死ね」と言われてることと同じだってこと、
気付くのに何年かかったか。
大好きと言われた所以も、
死ねと言われた所以も、
今となってはどうしても思い出せない。
鈍痛だけが残ってそれ以外、
存在しない。
だから、
私は大好きと人には言わない。
自分の中にしまっておくことで、
永遠という名の孤独を手に入れられるんだ。
だから、
私を好いてくれる人を、
良い意味で信用していないから、
君は安心して生きていけるよきっと。