眠れない夜は永い

もうこれで最後だと思った瞬間を綴っていきます

祖父の一周忌と大学生の訃報を聞いて思ったこと

明日死ぬかもしれないし、生きるかもしれない。

 

小説は実験みたいなもので、結末を決めて書くのではなく、ただ書いていく、というようなことを村田沙耶香さんが言っていた。人生も小説と同じく、こうしなきゃいけないとかはなく、実験みたいなもので、終わった後にやっと結論が出て、それでいいんじゃないかと思うのだ。

 

ただ分かることは今我々が平等な生を与えられていることは確かで、だけど、一分一秒後にも同じ生を与えられてるかなんて、分からない。

 

毎日毎日が実験で、何に向かってるとか、こうなりたいとか、そんな目的はなく、ただただ今を生きて人生がどう出るか、実証していく。

 

そんな作業の繰り返しだ。

人生なんて。