眠れない夜は永い

もうこれで最後だと思った瞬間を綴っていきます

2020-01-01から1年間の記事一覧

大学を出た意味がなかったと悟った瞬間が、人生のはじまりやでな

生徒の合格発表ラッシュ。 大学なんて、ゴールでもなければ、 スタートにも満たない。 「同志社か立命やったら同志社やんな?」 って聞いてきた生徒のこと、 まだまだ未熟やなって思った。 ブランドとか、 周囲のウケとか、 金とか、外見とか、 相対的な見方…

生活はできそう

2年前に辞めた会社を見てきた。 思い出すのは、窮屈な制服と、安月給と、同期と食べた昼飯くらいで、職を手放すほどの恨みがあったはずなのに、それはなんの恨みだったのか、今ではもう忘れてしまった。 休日の会社はひっそりとしていて、 近くに行っても開…

人間関係撲滅運動

他人には優しくできるけれども、 他人の幸せは願えない。 私はとても優しい人間だと、 評価されることが多いが、 実際のところ、 真逆の人間だ。 「優」は人を憂うと書く。 しかし、私はこれまで他人に気を揉んだことがない。 他人の人生に興味がない。 どう…

バレンタインを積分せよ、死ね

バレンタイン。 仕事で取引先にすっぽかされた。 弟は補欠合格。 鏡に映ったブスは自分。 脂肪と糖の吸収を抑える。 ストレス軽減。 私はよく舐められるけど、 それも計算通り。 世界で一番下衆な性格をしていると思う。 優しさを散布して、 人間を取り込み…

相変わらず訳のわからないこと言ってます

2月から弟の大学一般入試が始まった。 母と共に半月ほど東京へ行っている。 弟って言っても、年が離れているせいか、血が繋がっている気がしない。他意なく、赤の他人のように思える。 なぜなら弟と私が内面において似通っていると思ったことがないからだ。 …

存在していい

学生時代、楽しそうに授業をする先生の授業は楽しかったなあと思う。 今日テレビで、東京大学の大学院を出た建築家が、終始小学生が砂場で宝探しでもしてるかのようなキラキラした目で語っていて、こういう人になりたいと思った。 特に大人になったら毎日毎…

悶々

「夢」「頑張る」「チャレンジ」 といった言葉が嫌いだ。 誤解しないでほしいが、夢に向かってチャレンジしようと頑張っている人を侮辱したいのではない。 ただ、未来があることを前提にしたワードに圧倒されて、私自身が息苦しくなる。 それだけなのだ。 私…

イライラする日

今日職場で朝からイライラすることがあった。 同期に、生徒が午前中に模試受けにくることを伝えたら、 「答案の発送は今日なんで」 と返された。 つまり、今日発送なのにどうして午前中に受けることを許したのか?と突っかかってきたわけである。 たしかに発…

父と焼肉に行った話

父に焼肉を奢ってもらった。 私の反抗期が長すぎて、私が実家にいたときは、話をしたことはほとんどなかった。 今回、サシでご飯を食べに行くことになり、私は時の流れを感じざるを得なかった。 私が大人になったのか、父が年老いたのか。 お酒を飲み、肉を…

欲は満たされるというのは幻想だ

生徒がしょうもないことで悩んでいるのが可愛い。 それだけで私の仕事のモチベーションが保たれると思う。 今日の面談では、 「友達の輪が広がってきて、楽しいのだが、勉強しなきゃいけない真面目な自分もいて、どうやって折り合いをつけていけばいいか」と…

結婚式の二次会

どんなに愛しい人でも、 いずれはその人を傷つけてしまいそうで怖い。 私が傷つく前に、相手を傷つける、 正当防衛はいつ覚えた? 一度傷つけてしまった人とは、 二度と連絡を取っていない。 自分の傷口が乾いていようがいまいが、 関係はなく、 その人の傷…

人間

今日、私の働いている校舎に突然、子連れの母親がやってきた。 3歳くらいの子を2人連れていて、 道に迷ってしまい、ケータイの充電も切れてしまったからどうしようもなく、我々に助けを求めにやってきたというわけだ。 こんな極寒の中、2人の幼児を連れて彷…

レンタルなんもしない人の考察

前にも書いたけど、レンタルなんもしない人への興味が尽きない。 ドキュメント72時間の年末スペシャルを見てからである。 最初私は、レンタルなんもしない人って、空気みたいな存在で、代替可能なものだと思っていたが、最近どうやらそうでもないと思うのだ…

相対評価から脱却せよ、若しくは酒

26歳だから大丈夫だと言われた。 何が大丈夫なのか、全く解せないが、 たぶん大丈夫なんだろうと思う。 歳を重ねるごとに、 何が正解なのかが分からなくなってきた。 十代の頃は、教科書が正解だったし、 好き嫌いなくたくさん食べて、 たくさん友達がいて、…

逆再生の春

今、すべてが終わってしまったなら、 僕は少しだけほっとするかもしれない。 9%のお酒はドラム缶の味がするから、 ほんとは7%がちょうどよかった。 でもキミが仕事帰りに買うお酒は、 いつも9%の強炭酸だから、 僕も溶かされてしまわないように。 キミが深夜…

愛がなんだ

もう驚かなくなった。 大学時代の友人が結婚をする。 今まで、結婚式の誘いが来ても、 返事をしなかった。 他人の幸せを、 祝えなかったときに、 そんな自分に傷つけられたくなくて、 行かなかった。 今回も、 行きたくないけど、 今行っておかないと、 なん…

紙一重

小島被告の手記を読んだ。 刑務所に入りたいがために、 犯行に及んだという。 犯行に踏み切るまでは、 自分の倫理観がストッパーになっていた。 しかし、 警察という公務官に人権を犯されたことをきっかけに、 自分も同じく人権を犯す決断に至ったという。 …

友人の失恋話を聞いて思ったこと

小学生からの友人が、2年半付き合った彼氏に振られたらしい。 友人にとっては、結婚もしたいほど、大好きな相手だったらしいから相当なダメージを食らったようで、発熱し寝込んだらしい。 恋をする人を、私は好きではない。 その人がその人ではなくなってし…

午前中の倦怠感が尋常じゃない

現実があまりにも憂鬱すぎるから、パラレルワールド(理想郷)を考える。 仕事をせずに、暮らす。 家から一歩も出ない。 人と話さない。 太らない。 食べたいもの食べる。 お金が有り余るほどある。 学生時代から付き合っている相手と結婚する。 子どもがで…

不倫を悪とする世の中は生きにくい

報いとか、慣習とか、 そういう縛られたものに囚われない人間関係を、 かの森鷗外は「因襲の外の関係」と呼んだ。 不倫をした男女って、まさに、 その関係なんじゃないかと思う。 結婚が、経済とか、体裁とか、家系とか、介護とか、相続とか、 そういう、人…

上司の悪口しか書けないほど疲れている

世の中ってほんと、その程度なんだなって思う。 自分が悪くても、悪くないフリをしたもんが、 生き残られるんだ。 仕事も恋愛も、学校も、 なんだってそう。 道徳もへったくりもなく、 ただ威厳を保ってる奴だけが、 死なずにいられる。 私の大嫌いな上司は…

ドリエルとか飲んだらいいんかな

昨夜の夢は、前職場に復帰する夢と、中学生の頃の部活の同級生とうどんでバレーボールのネットを張る夢だった。 前職は、学習塾の教室長で、あまりにもブラックだったから、たった一年勤めただけで、辞めた。でも生徒が可愛くて仕方なかったから、本当は去り…

祖父の一周忌と大学生の訃報を聞いて思ったこと

明日死ぬかもしれないし、生きるかもしれない。 小説は実験みたいなもので、結末を決めて書くのではなく、ただ書いていく、というようなことを村田沙耶香さんが言っていた。人生も小説と同じく、こうしなきゃいけないとかはなく、実験みたいなもので、終わっ…

疲れた身体に春を醸す

今日は本当に疲れた。 こういう日が重なって、 私は孤独になっていくんだろうなと思う。 ただ、孤独を感じるが、 寂しいとは思わなくなった。 最近、毎晩夢に旧友が順番に出てくるから、 私は死が近いのかとも思う。 あの日に戻りたいし、 あの場所へもう一…

肉体を借りて生きている

昨日から倦怠感に囚われている。 だから、今朝はチョコラBBを飲んだ。 食べても食べても栄養が足りてる気がしない。 食欲はあるから、とりあえず食べる。 休憩室で、バナナをかじったが、 犯罪でも犯しているような気がした。 もう少し生きるのがうまければ…

無性愛者という告白

朝から不倫報道で持ちきりだった。 みんな、不倫はダメなことだと、口を揃えて言っていた。 私は、恋愛感情っていうものが正直よくわからない。 したがって、浮気されたら傷つく人の気持ちもわからない。 日々、人一倍他人に敏感で、鬱々とした社会生活を営…

元彼と付き合う夢見た

私から振ったんだから、特に未練はないはずだ。 ただ、私の好きなもの全部好きになってくれたから、好きなものを見るときは大抵その人のことを思い出す。 たとえば東京タワー。 私が『真夜中乙女戦争』っていう小説が大好きで、それを勧めたらわざわざその本…

大事なことは思い出さず、どうでもいいことに振り回される毎日である

昨日は祖父の命日だったのに、 一回も思い出さなかった。 今日風呂入ってたら、 急に思い出した。 ちょうど一年前に祖父は死んだ。 寡黙で我儘で、亭主関白で、 おならが臭くて、 コーラが好きで、 正直私にとって好感が持てる部分は一つもなかった。 だけど…

憎悪はたいてい幻想

今日定時を過ぎてから生徒が塾を辞めたいって電話が来た。 しばらく無断で授業を休んでいて、たぶん鬱病が悪化してたんだと思う。 何が原因かわからないが、不安でたまらないそうだ。 なんとかそれを止めないと上司が黙ってないから、私は引き留めるための薄…

応援することは辛いことである

生徒が死にそうな声で「辞めたい」って言ってきたのが辛かった。 それを横で聞いてる上司が鼻で笑ってたのがもっと辛かった。 「不安で仕方がない」んだって。 本当に辞めたいのなら、嘘でもつけばいいのに。 正直に話すなよ。 こっちが辛くなるやん。 続け…